2025.09.01

たるみに効くリフトアップ治療特集|顔がたるむ原因も解説

見た目年齢を左右する顔のたるみ。さまざまなケアや治療法がありますが「結局どれが効くのかわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

本記事では、たるみの原因を解説するとともに、効果的なリフトアップ治療とセルフケア方法をご紹介。あなたに合った対処法を見つけるヒントをお届けします。

顔がたるむ原因とは?

顔がたるむ原因は、大きく分けて、加齢による内部的要因と、紫外線や乾燥などの外部的要因に分類されます。原因によって、効果的な予防法や治療法が異なるため、まずは顔がたるむ仕組みを理解しておきましょう。

【内部的要因】加齢にともなうたるみ

加齢によって、肌のハリや弾力を保つ「コラーゲン」や「エラスチン」といった成分の生成量が減少していきます。これらは肌の奥(真皮層)に存在し、肌を内側から支える重要な成分です。

また、骨・筋肉・脂肪などの皮下組織も年齢とともに変化します。顔の骨が萎縮し、筋肉は衰え、脂肪もボリュームが失われることで、肌を支える土台が弱くなり、たるみが目立ちやすくなります。

【外部的要因】紫外線・乾燥によるたるみ

顔のたるみは、加齢だけでなく、紫外線や乾燥といった外部からの刺激によっても引き起こされます。

なかでも紫外線の影響は大きく、浴び続けることで肌にダメージが蓄積され、シミだけでなくたるみの原因にもなります。紫外線によって肌の奥にあるコラーゲンやエラスチンが破壊されると、ハリや弾力が失われ、同時に乾燥も引き起こします。紫外線によるこうした老化現象は「光老化」と呼ばれ、たるみもその一例といえるでしょう。

また、乾燥もたるみを進行させる要因の1つです。肌が乾燥するとバリア機能が低下し、水分が蒸発しやすくなります。うるおいを失った肌はハリを失い、結果としてコラーゲンの減少がさらに進んでしまいます。

さらに、睡眠不足や栄養バランスの偏り、不適切なスキンケアといった日常の生活習慣も、肌に悪影響を及ぼす要因です。これらが積み重なることで肌のターンオーバーが乱れ、肌荒れやたるみが進行しやすくなります。

たるみに効く7つのリフトアップ治療

顔のたるみに何が一番効くのか気になる方も多いのではないでしょうか。

たるみはさまざまな原因で引き起こされますが、特に加齢による内部的な要因の場合は、自力での改善が難しいといえます。そのため、たるみを医療的なアプローチでリフトアップする美容医療がおすすめです。

特に効果のあるたるみ治療を、7つピックアップしてご紹介します。

ソフウェーブ

ソフウェーブは、真皮層にピンポイントで熱を与えて皮膚を引き締める、次世代のたるみ治療です。たるみの改善だけでなく、シワの軽減や美肌効果も期待でき「お肌のアイロン」とも称されます。

真皮中層のみに60〜70度の熱を加えることで、脂肪層にダメージを与えることなく、たるみの改善が可能です。さらに、熱刺激によってコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌にハリや弾力をもたらします。

痩せ型の方や顔の脂肪が少ない方、頬のこけが気になる方にも適しており、ボリュームを落とさずにたるみを改善できる治療です。

XERF(ザーフ)

XERF(ザーフ)は、「6.78MHz」と「2MHz」の2種類のデュアル周波数を搭載した最新のモノポーラRFたるみ治療です。2つの異なる高周波(RF)を同時に照射することで、脂肪層の深部まで熱エネルギーを効率よく届けることができます。

3つの照射モードが搭載されており、目的や部位に応じて使い分けることで、より細やかなデザインでの照射が可能です。モードに応じて、たるみの改善・リフトアップ・肌質改善など、さまざまな効果が期待できます。

さらに、クリーニング機能や温度管理機能も備えており、施術中の痛みを軽減する工夫がされています。施術時は「熱を感じる程度」で、痛みを抑えつつ、しっかりとたるみを引き締めたい方におすすめの治療法です。

オンダリフト

オンダリフトは、脂肪の減少と皮膚の引き締めを同時に叶えるたるみ治療です。世界初となる特殊なマイクロ波「2.45GHz」によって、肌へのダメージを最小限に抑えつつ、脂肪層に効率よく熱を届けることができます。

マイクロ波による熱刺激によってコラーゲンの生成が促進されるため、皮膚表面のタイトニングとリフティング効果も期待できます。

たるみ治療の中でも脂肪の減少に特化しており、最新機器「ONDAPRO」が搭載する「Coolwaves®(クールウェーブ)」は、高周波の約500倍ものパワーを脂肪層に届けることが可能です。

フェイスラインやあご下、頬など脂肪によるたるみに高い効果を発揮します。

インモードリフト

インモードリフトは、肌の引き締めや輪郭形成に特化した、韓国で人気のRF(高周波)たるみ治療です。「インモードMiniFX」と「インモードForma」の2種類の異なる技術を組み合わせて施術をおこないます。

「インモードMiniFX」は、フェイスラインや二重あごなど脂肪が気になる部位に照射し、脂肪細胞を破壊することで痩身効果を発揮します。一方、「インモードForma」は、RFエネルギーで真皮層を加熱することで、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、皮膚を引き締める効果があります。

この2つの技術を組み合わせた「インモードリフト」では、脂肪のボリュームを減らしながら皮膚を引き締めることができ、高いリフトアップ効果とたるみ改善効果が期待できます。

オリジオKiss

オリジオKissでは、モノポーラRFをたるみが気になる部分に直接照射することで引き締める治療です。ネオスキンクリニック恵比寿のオリジオKwssは2種類の照射テクニックで即時効果を実現します。

複数のハンドピース(肌に接地する箇所)があり、ペンのような形のハンドピースでは目元の細かいたるみにも照射が可能です。目元・アゴ下・輪郭・首の細かいたるみなど、広範囲のたるみに対応可能です。

モフィウス8

モフィウス8は、マイクロニードル(極細の針)とRF(高周波)を併せ持つ、マイクロニードルRF機器によるたるみ治療です。24本の針で肌に微細な穴をあけ、針の先端から高周波を照射。(対象箇所によって針の本数は異なります。)これにより、真皮層から皮下組織、さらには皮膚表面まで広範囲に熱エネルギーを届け、高いタイトニング効果が期待できます。

モフィウス8は、肌内部のリモデリング(再構築)を促す治療としても注目されており、「切らない目の下のたるみ治療」として人気です。脂肪の減少にも対応しており、目の下のたるみの原因となる眼窩脂肪を減少させることで、メスを使わずに目元のたるみをしっかりと引き締められます。

ポテンツァ

ポテンツァは、悩みに応じてチップをカスタマイズできるマイクロニードルRF(高周波)による治療です。

なかでもたるみ改善に特化した「ダイヤモンドチップ」は、16個の電極を搭載しており、表皮層から真皮層に向けてRFエネルギーを均一に照射することで、効果的にたるみを引き締めます。

また「CPチップ」では、RF照射後に薬剤の導入が可能です。マックーム・リジュラン・ベビースキン・ジュベルック・ネオファウンドなど、肌悩みや肌質に応じた薬剤を選ぶことで、しわ・毛穴・ニキビ跡など多様な肌悩みに対応できます。

たるみに効く4つのセルフケア

たるみは、生活習慣などの外部的な要因によって悪化することもあります。たるみの予防や進行を防ぐためには、自宅で手軽にできるセルフケアを取り入れることも大切です。

ただし、加齢による皮下組織の劣化が原因のたるみに対しては、セルフケアだけでは限界があります。根本的な解消を目指す場合は、美容医療とセルフケアを併用するのがおすすめです。

ここでは、美容医療とともに日頃から取り入れたい「たるみに効くセルフケア」を4つご紹介します。

毎日のUVケアと正しいスキンケア

たるみを悪化させる紫外線や乾燥を防ぐために、毎日のUVケアとスキンケアは欠かせません。

日焼け止めは、UV-Aを防ぐ「PA++以上」、UV-Bを防ぐ「SPF50」のUV効果の高い日焼け止めを選ぶのが理想的です。紫外線は日常生活の中でも浴びてしまうため、朝に塗ってそのままにするのではなく、2〜3時間ごとの塗り直しが推奨されます。

クレンジングでは、肌をこすらず、日焼け止めやメイクを優しく丁寧に落としましょう。すすぎの際は水またはぬるま湯程度の温度が適切です。

洗顔後はすぐに化粧水などで保湿をおこない、保湿クリームなどで水分を閉じ込めます。また、朝晩のケアに加えて、日中も目元・口元・頬など乾燥しやすい部分には、メイクの上から保湿クリームやミスト化粧水を行う事で、乾燥を防げます。こうした丁寧なケアの積み重ねが、たるみの予防につながります。

コラーゲンを含む食事

肌のハリを保ち、たるみを防ぐためには、内側からのケアとしてコラーゲンを意識的に摂取することも大切です。
肉・魚・卵・乳製品などはコラーゲンが豊富に含まれています。特に鶏の手羽先はコラーゲンを多く含むため、食事に意識的に取り入れるとよいでしょう。また、コラーゲンの生成にはビタミンが欠かせません。ビタミンを多く含む緑黄色野菜やフルーツも日頃の食事に取り入れるのが理想的です。

偏った食生活では十分な栄養が行き渡らず、かえって肌トラブルを引き起こす可能性もあるため、栄養バランスを意識した食事を心がけましょう。

適度な運動習慣と質のよい睡眠

毎日の適度な運動は全身の血行を改善し、新陳代謝を促進します。毎日30分程度のウォーキングや、軽いストレッチを運動習慣として取り入れましょう。

また、十分な睡眠が取れていないと、肌荒れやハリ不足の原因になります。就寝時に成長ホルモンが分泌され、肌の修復やコラーゲンの生成が促されるため、健康的な肌を保つために欠かせません。毎日規則正しく就寝・起床する、寝る前はスマートフォンを控えるなど、睡眠の質を高める工夫も意識してみましょう。

日々のちょっとした心がけが積み重なって、肌の老化・たるみ予防につながります。

たるみに関するよくある質問

セルフケアでたるみを改善できますか?

加齢によるたるみには、セルフケアだけでの改善は難しいといえます。セルフケアは予防や進行の抑制が主な目的であり、根本的な改善を求める場合は、美容医療がおすすめです。

たるみ治療は何歳から始めるべきですか?

早いと20代後半からたるみ始め、30代で徐々にたるみの進行を実感するようになります。たるみの進行を遅らせるため、20代後半から予防として治療を検討してもよいでしょう。

たるみに関するよくある質問

顔のたるみは、加齢や紫外線、乾燥など、さまざまな要因によって引き起こされます。なかでも加齢によりすでに目立ちはじめたたるみには、美容医療によるアプローチが効果的です。ただし、たるみの原因や進行具合は人によって異なるため、自分にはどの治療が適しているのか悩む方も少なくありません。そんなときは、美容皮膚科の専門医に相談することをおすすめします。

ネオスキンクリニック恵比寿では、効果を最大限に引き出すことにこだわった最新のたるみ治療をご提供しています。お一人おひとりの肌状態やお悩みに合わせて、最適な施術プランをご提案いたします。「自分のたるみに何が効くのかわからない」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。

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