ルメッカの効果は?|話題の肌管理治療効果について解説
ルメッカはシミ・くすみや赤みなどの症状を改善し、肌全体のトーンアップ効果が期待できる光治療です。さまざまな肌悩みに対応できる治療として注目されていますが、人気の理由はどこにあるのでしょうか。そこでこの記事では、ルメッカの効果や人気の理由を詳しく解説します。
話題の肌管理治療「ルメッカ」とは?
ルメッカは、イスラエルのInMode社が開発した最新の光治療機器(IPL)です。アメリカFDAの認可製品で、シミ・そばかす・くすみ・赤みの改善が期待できます。さまざまな肌悩みに効果的で美肌を目指すことができるため、肌管理治療として人気を集めています。
ピコレーザーとの違い
ピコトーニングは、ピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短い時間で照射するアメリカFDA認可のレーザー治療です。集中的に狙い照射することが可能なので、特定のシミや色素など部分的な施術に適しています。
一方ルメッカは、ピークパワーが高く、特にヘモグロビンやメラニン色素の吸収範囲である500~600nmの波長に強く出力が集中しているのが特徴です。肌全体に光が広がるため、広範囲にわたるシミやくすみに効果を発揮します。
光治療 | ルメッカ | ピコレーザー |
---|---|---|
期待できる効果 | ・シミ ・くすみ ・そばかす ・赤み ・ハリ ・小じわ ・毛穴の開き | ・シミ ・くすみ ・そばかす ・肝斑 ・ハリ ・毛穴の開き |
痛み | パチッとゴムで弾かれるような痛み | 強い熱感とちくちくした痛み |
ダウンタイム | ほとんどなし 施術直後からメイク可 | 半日~1日程度 |
ピコレーザーとルメッカは、出力の違いによって期待できる効果が異なるため、目的に応じて選択するとよいでしょう。シミや色素にピンポイントでアプローチしたいならピコレーザー、肌全体にアプローチしたいならルメッカがおすすめです。
フォトフェイシャルとの違い
従来のフォトフェイシャルとの違いは、下記の表のとおりです。
光治療 | ルメッカ | 従来のフォトフェイシャル |
---|---|---|
期待できる効果 | ・シミ ・くすみ ・そばかす ・赤み ・ハリ ・小じわ ・毛穴の開き | ・シミ ・くすみ ・そばかす ・赤み ・ハリ ・毛穴の開き |
痛み | パチッとゴムで弾かれるような痛み | パチッとゴムで弾かれるような痛み |
ダウンタイム | ほとんどなし 施術直後からメイク可 | 半日~1日程度 |
施術間隔 | 1ヵ月に1回 | 1〜1.5ヵ月に1回 |
目安回数 | 3〜5回程度 | 5〜6回程度 |
ルメッカと従来のフォトフェイシャルとの違いは、照射範囲や照射の仕方です。ルメッカはヘモグロビンやメラニン色素に反応のよい500~600nmの領域に高出力で照射できるため、薄いシミにも効果が期待できます。また、1回の施術でも広範囲に高い効果を発揮します。
ルメッカの効果を解説
シミ・そばかす改善
ルメッカは、ヘモグロビンやメラニン色素に反応がよい500~600nmの波長の光を利用しています。これにより広範囲に熱エネルギーを届けられるため、濃いシミ・そばかすの改善だけでなく、従来のフォトフェイシャルでは難しかった薄く広がるシミも効率的に改善できます。
美白効果
シミやくすみ、そばかすなどがあると、肌全体のトーンが暗く見えてしまいます。
ルメッカは光エネルギーを効率よく照射できるため、肌がくすんで見える原因のシミやそばかすを根本から解消し、美白に近づくことができる施術です。
赤ら顔改善
赤ら顔は、毛細血管が拡張し血管が肌の表面に浮き出ている状態です。その他にも、ニキビや乾燥による肌トラブルが原因で赤ら顔になることもあります。特に、色白の方や皮膚が薄い方が発症しやすく、鼻や頬周りに現れやすい症状です。
ルメッカの光エネルギーは、肌を赤く見せている血液中のヘモグロビンにも強く吸収されます。毛細血管の赤みをターゲットにできるため、赤ら顔の改善にも効果的なのです。
肌のハリや弾力アップ
ルメッカの光をあてると、コラーゲンやエラスチンを生成する線維芽細胞が活性化します。その結果、肌のハリや弾力がアップし、若返り効果が期待できます。
毛穴改善
ルメッカは、毛穴の開きの原因である過剰な皮脂分泌や肌のたるみに対しても効果を発揮します。
ルメッカの光エネルギーは肌の深層まで届き、乱れたターンオーバーを促進させます。そのため、皮脂分泌の過剰を抑えたり、毛穴を引き締めることができるのです
くすみ改善
肌のくすみは、紫外線や肌への刺激によってつくられたメラニン色素が原因であることが多いです。
ルメッカの波長はメラニン色素にも反応がよいため、効率的に除去することができます。
ルメッカが人気の理由は?
安全性が高い
ルメッカは、美容先進国であるイスラエルのInMode社によって開発された光治療機器です。アメリカのFDAによって安全性が認められているため、安心して施術を受けることができます。
痛みを感じづらい
ルメッカは広範囲にアプローチするため、シミ取りレーザーのような強力なレーザーは使用しません。そのため、痛みはパチッとゴムで弾かれるような痛みと熱を感じる程度なので、痛みが苦手な方でも受けられます。
また、サファイアクーリングという機能により、痛みだけでなく赤みや火傷などのリスクも極限まで抑えることができます。
少ない回数で高い効果を実感できる
従来のフォトフェイシャル機器の500〜600nm波長のエネルギー効率が15%なのに対し、ルメッカは40%という高いエネルギー効率を誇ります。これにより、メラニン色素やヘモグロビンに効率的に作用できるため、少ない回数で高い効果を実感できるのです。
ルメッカにデメリットはある?
ルメッカはダウンタイムがほとんどない施術ですが、光エネルギーが肌に刺激を与えているため、一時的に赤みやかゆみが出現することがあります。シミやそばかすが薄いかさぶた状になる場合もありますが、これらの症状は数日〜1週間程度で自然に改善されます。
また、ルメッカは肝斑の改善には向いていません。
ホルモンバランスの変化などによって発生する肝斑は、光施術によって症状を悪化させる可能性があります。肝斑を改善したい方は、ピコレーザーなど肝斑にも対応可能な施術を選ぶようにしましょう。
ルメッカの効果を高めるためには
紫外線対策と保湿をしっかりとおこなう
ルメッカの施術後は、光エネルギーの刺激によって一次的に肌のバリア機能が低下しています。普段より紫外線や乾燥の影響を受けやすくなるため、新たなシミやくすみを作らないためにも、紫外線対策と保湿をしっかりとおこなうようにしましょう。
肌に強い刺激を与えない
ルメッカは施術直後からメイクが可能です。しかし、前述したとおり施術後は肌がデリケートな状態です。メイク落としや洗顔をする際は、泡をたっぷり使ったり、擦らないようにしたりするなど、肌に刺激を与えないように工夫するとよいでしょう。
まとめ
ルメッカは高い出力とエネルギー効率によって、シミやくすみ・そばかす・赤み・ハリや弾力など、さまざまな肌悩みを改善することができます。安全性が高く、少ない回数で高い効果を実感できるため人気の高い肌管理治療です。
ネオスキンクリニックでは、「韓国に行かなくても最新の肌管理を、より身近に、よりリーズナブルに」をコンセプトに、ルメッカをはじめとした、最新肌管理治療を50種類以上取り扱っています。
本記事でもご紹介したように、シミ治療にはいくつかの施術方法があります。どれにすればよいか迷われた方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。肌状態を確認させていただき、ひとり一人に合った適切な治療をご提案いたします。