ポテンツァは効果ないって本当?効果を高める方法とあわせて解説
ポテンツァについて調べると「効果がない」という情報を見聞きするかもしれません。施術を受けたいけれど効果が気になる方に向けて、ポテンツァは効果がないといわれる理由、効果を高めるためのポイントをわかりやすく解説します。
ポテンツァが効果ないといわれる理由
さまざまな肌悩みに対応できるポテンツァですが、効果がないという声もあり、施術を受けるか悩んでる方も多いのではないでしょうか。ポテンツァは効果がないといわれる理由を解説します。
効果実感までに時間がかかる
ポテンツァはシワ改善、毛穴改善、ニキビ跡改善などの様々な肌悩みに合わせたチップを選択・組み合わせてRFを照射する治療です。
効果を実感できるまでには2〜4週間ほどかかるため、効果がないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。すぐに変化が見られなくても、焦らずに経過を見守ることが大切です。
効果の持続期間を過ぎている
ポテンツァの効果は半永久的ではなく、一般的には1〜3ヵ月ほど持続するとされています。効果を保つためには、定期的な施術を受けることが大切です。また、肌の状態や個人差によっても持続期間は異なりますが、施術後のアフターケア次第で効果を高めることもできるます。そのポイントは後述しておりますので、ぜひご確認ください。
施術回数が足りていない
ポテンツァは1回の施術でも効果を実感できる施術ですが、ニキビ跡やクレーター、肝斑などの肌悩みに対しては、3回以上の施術が必要になるケースも少なくありません。肌の状態や症状によって適切な回数は異なるため、まずは医師に相談してみることをおすすめします。
肌悩みがポテンツァの適応ではなかった
ポテンツァは、さまざまな肌トラブルに対応できる施術ですが、重度のたるみや深いしわ、肝斑などには効果が感じにくいこともあります。そのような場合は、他のレーザー治療や外科的手術など、ほかの治療法がおすすめです。ポテンツァの仕組みや効果を正しく理解し、自分の悩みに適しているかを事前に確認しておきましょう。
チップや針の深さ、薬剤が適切ではなかった
肌悩みに応じて、使用するチップや針の深さ、薬剤を適切に選ぶことが大切です。これらの選択が合っていない場合、十分な効果を実感しにくくなることがあります。また、医師の技術や経験が不足していると、こうした調整が適切におこなわれない可能性もあるため、信頼できるクリニックや医師を選ぶことが重要です。
ネオスキンクリニックは、お悩みに合わせてチップを選択できるよう「ダイヤモンドチップ」「DDRチップ」「SFAチップ」の3種類を取り扱っております。お客様の状態、お悩みに合わせて最適なチップ、薬剤をご提案いたしますのでご安心ください。
ポテンツァとは
ポテンツァの効果をしっかり実感するためには、その仕組みや特徴をあらかじめ正しく理解しておくことが大切です。
ポテンツァの仕組み
ポテンツァとは、シワや毛穴、ニキビ跡改善などの幅広い肌悩みに合わせて、最適なチップを選択・組み合わせてRF(高周波)を照射する治療です。
当院では複数のチップを取り扱っており、お客様のお悩みやお肌の状態に合わせてご提案させていただきます。
チップの先端にマイクロニードル(超微細針)が付属し、肌の再生を促す【CPチップ】に加え、たるみ改善に特化した針の無いチップ【ダイヤモンドチップ】【DDRチップ】【SFAチップ】もご用意しております。
ポテンツァの効果
目的に合わせて施術内容を調整できるため、肌の内側にしっかりとアプローチでき、次のような肌悩みの改善が期待されます。
- ニキビ・ニキビ跡
- シワ、たるみ
- 毛穴の開き
- シミ、くすみ、肝斑
- 赤ら顔
- 肌質
ポテンツァが向いている人
次のような方には、ポテンツァが向いているとされています。ただし、実際に施術が適しているかどうかは、肌の状態やお悩みによって異なるため、事前に医師とのカウンセリングで確認しておくことが大切です。
- 痛みやダウンタイムを抑えたい方
- ダーマペンでは効果を実感できなかった方
- 他のレーザー治療で肝斑が改善できなかった方
- 少ない回数で効果を実感したい方
- 複数の肌悩みを同時に解決したい方
ポテンツァの効果を高める方法
ポテンツァの効果を最大限引き出すためには、施術後のケアや適切な施術頻度、薬剤の選び方、そして信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
適切なアフターケアをおこなう
施術後の過ごし方を誤ると、ポテンツァの効果が十分に得られないだけでなく、肌トラブルにつながる可能性もあります。効果をしっかり引き出すためにも、医師の指示に従って正しくアフターケアをおこなうことが大切です。
ポテンツァ後のダウンタイムを長引かせないための過ごし方は、こちらの記事でも紹介しています。
>ポテンツァのダウンタイムはどれくらい?症状や経過、長引かせないための過ごし方を解説
保湿を徹底する
施術後の肌はバリア機能が一時的に低下し、非常にデリケートな状態になります。そのため、乾燥などの肌トラブルが起こりやすく、適切なケアが欠かせません。
なかでも保湿が重要で、しっかりと保湿をおこなうことで肌のバリア機能が整い、外部からの刺激によるダメージを軽減する効果が期待できます。反対に、乾燥した状態が続くとターンオーバーの乱れを引き起こし、シミやそばかすなどの原因になることもあるため注意が必要です。
保湿には、セラミドやヒアルロン酸など、肌に優しい保湿成分が含まれたスキンケアアイテムの使用がおすすめです。
紫外線対策をおこなう
施術後の肌は紫外線にも敏感になっているため、日焼けによってシミやそばかすができやすくなり、ポテンツァの効果を十分に感じにくくなる恐れがあります。
日焼け止めクリームに加え、帽子やサングラス、日傘なども活用しながら、紫外線対策を徹底することが大切です。
当日はメイクを控える
施術直後は皮膚に小さな穴があいている状態のため、メイクによって肌に刺激が加わり、炎症などのトラブルにつながる可能性があります。また、メイクブラシやスポンジに雑菌が付着していると、傷口から感染してしまうリスクも考えられるため注意が必要です。
基本的にメイクは施術翌日から可能とされていますが、ダウンタイム中はカバー力の高いファンデーションやアルコールを含む化粧品の使用は避けるのが安心です。クレンジングや洗顔の際も、肌を強くこすらず、優しくなじませるように心がけましょう。
生活習慣を整える
ポテンツァの効果をより引き出すためには、生活習慣を整えることも大切です。食生活を見直したり、質の良い睡眠をとったり、適度な運動を取り入れることで、肌の新陳代謝(ターンオーバー)が整い、施術後の肌回復をサポートしてくれます。
適切な回数・頻度で治療を受ける
ポテンツァは、1回の施術でも効果を実感できることがありますが、肌のお悩みによっては複数回の治療が必要になる場合もあります。特にニキビ跡やクレーター、肝斑などは、ある回数を重ねて施術を受けることで少しずつ改善が期待できます。ご自身の肌状態や目的に合わせて、無理のない頻度と回数で治療を進めていくことが大切です。
以下では、症状別に施術回数や間隔の目安を一覧でご紹介しています。詳しくは医師にご相談のうえ判断しましょう。※個人差があります
症状 | 施術回数 | 施術間隔 |
---|---|---|
ニキに | 1回~5回 | 4~6週間 |
ニキビ跡 | 3回~10回 | 4~6週間 |
シワ | 3回~5回 | 4~6週間 |
たるみ | 3回~5回 | 1ヵ月 |
毛穴の開き | 3回~5回 | 4~6週間 |
肝斑 | 5回~10回 | 1~4週間 |
赤ら顔 | 3回~5回 | 1ヵ月 |
悩みに合ったチップ・薬剤を使用する
ポテンツァでは、チップという専用のアタッチメントを装着して施術をおこないます。チップは針の長さや太さが異なるため、肌の症状や仕上がりの希望に合わせて使い分ける必要があります。
また、治療効果を高めるために薬剤を導入することも可能ですが、薬剤ごとに働きが異なるため、目的に応じて選ぶことが大切です。
肌悩みに合わせたチップや薬剤を選択することで、より効果的なアプローチが期待できます。
信頼できるクリニックを選ぶ
ポテンツァは高度な技術が求められる施術のため、経験豊富な医師や看護師に任せることで、より安全に、そして効果的に治療を受けられます。肌の状態に応じて、針の深さや出力を最適に調整できる施術者であれば、より高い効果が期待できます。
また、丁寧なカウンセリングをおこなってくれるかどうかも、クリニック選びの大切なポイントです。ご自身の肌の状態やお悩みにしっかり寄り添い、最適な治療プランを提案してくれるクリニックを選ぶようにしましょう。
料金だけでなく、口コミや医師の経歴、通いやすさなども参考にしながら、総合的に判断することをおすすめします。
ポテンツァと他の施術の比較
最後に、ポテンツァと似た目的で用いられる施術として、同じマイクロニードル治療である「ダーマペン」と、肌の引き締め効果が期待できる「ハイフ」についてもご紹介します。
ポテンツァとハイフの違い
ポテンツァとハイフは、どちらも肌の引き締めやリフトアップを目的とした美容施術ですが、アプローチには違いがあります。
ポテンツァは、極細の針と高周波を使用して肌の深層を刺激し、コラーゲン生成を促すことで、ニキビ跡や毛穴の開きなどの肌悩みにも効果が期待できます。
一方、ハイフは高密度の超音波をSMAS筋膜に照射し、熱エネルギーを与えることで、深部からの引き締めと即効性のあるリフトアップ効果を実現します。また、肌のたるみやシワの改善に加え、フェイスラインの引き締めや脂肪燃焼効果もあります。
ポテンツァとダーマペンの違い
ポテンツァとダーマペンは、どちらもマイクロニードルを使用した施術ですが、ポテンツァは高周波を利用して肌内部に熱エネルギーを加え、コラーゲンやエラスチンの生成をより効果的に促進します。さらに、独自のドラッグデリバリーシステムを活用することで、ニキビ跡や毛穴の開き、たるみに対して高い治療効果が期待できます。
一方、ダーマペンは微細な針で皮膚に穴をあける施術で、高周波の加熱効果はなく、肌の自然治癒力を引き出す効果が比較的マイルドです。主に表皮から真皮上層に対して作用し、浅いしわや表皮の改善、毛穴の縮小に適しています。
まとめ
ポテンツァは、極細針と高周波を組み合わせた施術で、肌の深層にアプローチし、コラーゲン生成を促進することで、ニキビ跡や毛穴の開き、たるみなどの改善が期待できます。一方、ダーマペンやハイフなど、他の施術方法にもそれぞれ特徴があり、目的や肌の状態に応じて最適な治療法を選ぶことが重要です。施術後のケアや医師とのカウンセリングなどを大切にし、自分に合った治療法で美しい肌を目指しましょう。
ネオスキンクリニックは最新肌管理治療を提供するクリニックで、ポテンツァをはじめとする高度な医療機器を使用した美容施術を、より身近に、よりリーズナブルに受けられるのが特徴です。
当院では、専門医による丁寧なカウンセリングと高度な技術、肌悩みに合わせた最適な治療で、美しさを追求する患者さまをサポートします。理想の美肌を実現したい方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。